役(ヤク)・・・とりあえず麻雀を楽しみたい人はまず役を覚えましょう。他のルールはその場で友達に教えてもらいながらでもできます。
役というのは、あがったときの手牌の形のことをいいます。役がないと4面子、1雀頭できていてもあがることはできません。役は1翻(ファン)、2翻、3翻というように数えます。役が複合してる場合はそれぞれの翻数をたして計算します。
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1翻役 代表的なものに門前清自摸、立直、平和、断ヤオ、があります。 メンタンピンと呼ばれる、最も基本的な役です。 門前清自摸(メンゼンチンツモ) 待ち牌 門前清自摸は、通称ツモといい、門前でツモあがりすることをいいます。 立直(リーチ) 待ち牌 リーチとは、門前で聴牌したときに「リーチ」と宣言することで得られる役です。 聴牌の形に制約はありませんが、自分のツモ番がなければリーチできません。 立直の宣言をしたときの捨て牌を横にして、1000点棒を卓に出します。 この1000点棒のことをリーチ棒といい、あがった人のものとなります。 リーチはするかしないかを自身が任意に決めることができるため どういった場合にリーチするかを様々な人が考察してます。 リーチのメリット 1翻上がる 一発裏ドラのチャンス これらによる、相手への威嚇 リーチのデメリット 1000点を場に供託として出す必要がある。 上がる以外はツモ切りしかできなくなる(ノーガードになる)。 手代わりがきかなくなる。 平和(ピンフ) 待ち牌 平和に始まり平和に終わるといわれるくらいもっとも基本的な役ですが、 制約の3つあり、最初は覚えるのに多少苦労するかもしれません。 制約は以下の3つです。 翻牌(ファンパイ) 待ち牌
翻牌は役牌ともいい、三元牌、自風、場風で刻子をつくると役になります。
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二翻役 二翻役の代表的なものに三色同順、一気通貫、対々和、七対子があります。 三色同順(サンショクドウジュン) 喰い下がり1翻 通称サンショク 萬子、筒子、索子で同じ順子をつくったものをいいます。 上記例では の3色です。 個人的には一番好きな役で、配牌を見たらまずはじめに狙えそうかどうかチェックします。 断ヤオ、平和と複合しやすく、非常に実戦的な役。 門前なら三色ドラ1で5200確定ですしね。 ただ、鳴くと喰い下がり1翻になるのでこだわり過ぎるのはどうかと思います。 一気通貫(イッキツウカン) 喰い下がり1翻 通称イッツウ 同一の数牌を使って、123456789とつくったものをいいます。 門前では2翻ですが、鳴くと1翻になります。 三色以上に作り難いですが、見た目が豪快ですね。 これも三色同様、鳴くと喰い下がり1翻になるのでこだわり過ぎないほうがいいです。 対々和(トイトイホウ) 通称トイトイ 七対子(チートイツ) 通称チートイ 全帯ヤオ(チャンタイヤオ) 喰い下がり1翻 通称チャンタ 混老頭(ホンロウトウ) 通称ホンロウ 三暗刻 通称サンアンコ 暗刻もしくは暗槓で3面子つくったものいいます。 門前でも、鳴いても2翻になります。 ただ、サンアンコだけなら2翻しかないので、 タンヤオやドラなどと複合しない限りは、ダマテンがいいと思います。 トイトイをつけ、ツモリ四暗刻への手代わり待つのもいいでしょう。 三色同刻 通称サンコクドーコー 萬子、筒子、索子で同一の数字で刻子もしくは槓子を3面子つくったものいいます。 門前でも、鳴いても2翻になります。 三槓子 通称サンカンツ 槓子を3面子つくったものいいます。 門前の場合は、三暗刻がつくので合計4翻になります。門前でも、鳴いても2翻になります。 小三元 通称ショウサンゲン 三元牌で2面子、1雀頭をつくったものいいます。 小三元自体は2翻ですが、翻牌の刻子、もしくは槓子が2組(白、發、中で2刻子)できるので 合計4翻になります。門前でも、鳴いても2翻になります。 ダブルリーチ 通称ダブリー チー、ポン、カン(暗槓、明槓問わず)を誰もしていない1順目でかけたリーチのことをいいます。 通常のリーチは1翻役ですが、ダブルリーチは2翻役となります。 |